クラス

エッセンシャルエレメント:
アライメントのための基礎を築く

※こちらの講座はポコスタのRYT500プログラム選択講座です。
※こちらの講座は全米ヨガアライアンスの継続学習対象講座(YACEP)です。

内容

昨今のヨガの世界には、今まで以上にありとあらゆるスタイルや流派のヨガが存在しています。似ているものもあれば、正反対のものもあり、アライメントや感覚、呼吸のパターンにおいて、何が「正しく」何が「正しくない」のか理解することは難しいことです。今日のように情報へのアクセスやスピード、方法が怒涛の勢いで増えていく状況では、生徒、講師共に、圧倒されてしまうことも多々あることでしょう。

私たち自身の練習の中で得る感覚が自分にとって率直でもっともらしいのにも関わらず、その後、その感覚とはまったく違うことを本や先生より教えられる…そのため、始める前よりもさらに混乱してしまうことがあります。こういった混乱は私たちの、どのように教えたいか、といった指導能力によくない影響をしばしば及ぼします。

もちろん、指導を始めたばかりのころの指導レベル時には、「正しい」「正しくない」といった言葉の使用が効果的なこともあります。しかし経験を積んだ生徒へ教えるという機会を得たとき、そういった生徒たちに学びを与えるためには、指導により深みと繊細さが求められます。

より深く繊細でありながら、しかし大きな変化を生むことができるアプローチの最初の一歩は、エッセンシャル(=必要不可欠)エレメント(=要素)、もしくはキー(=重要)エレメントへの理解です。ポーズのエッセンシャルエレメントを完全に理解することにより、方向性と形やポーズへの知識を得ることが可能になります。さらにエッセンシャルエレメントへの理解は、指導においても「正しい」「正しくない」を超えた本質に迫る自由を私たちに与えてくれることでしょう。

 

ポーズはどのように働くのか?
すべての立位は同じように教えるべきか?
すべての後屈、ツイストは同じであるか?
生徒の何を観察すべきか?

 

私たち自身の練習や生徒の練習をエッセンシャルエレメントという角度から検証した時、ヨガ講師として以下のようなことが可能になります;

– 安全に教えるための基礎の構築
– その生徒が必要な軽減法を教える
– 多くのアドバンス生徒にとって意味を成すバリエーションを作ることができる
– ハンズオンアジャストのテクニックの向上
– 口頭アジャストメントのスキル向上

などなど

このワークショップでは、ヨガの指導とアサナの練習に役立つ明確なアライメントへの理解を得るためのエッセンシャルエレメントを探求します。

講師

フランク・マウロ(ERYT500)

スケジュール

6/28(日)9:30~12:30

受講資格

ヨガの指導をされている方ならどなたでも

定員

20名ほど

参加方法

(すべて税込み)

1日:
5,500円(RYT500受講生)
6,050円(ポコスタメンバー)
6,600円(一般)

お申し込み後、メールにてオンライン受講方法をご案内いたします。

備考

※こちらの講座はカメラのオン必須です。
※受講方法に関しての使い方やQ&Aなどはこちら

講 師

フランク・マウロ Frank Mauro

ニューヨークに生まれ、ニューヨークで育つ。幼少の頃より父親を通してヨガのアーサナに触れる。この頃、数えられないくらい多くのヨガの「練習」を父親と共にしたが、自身の探求というよりは父親との関係を深めるためのものであった。
1990年以降、ヨガと瞑想の実践に本格的に向き合い始める。自身のホームであるニューヨークは現代ヨガの首都といわれ、リチャード・フリーマンやジュディス・ラサターといった多くのすばらしいヨガ指導者が存在した。彼ら彼女らの元で学びを深めていくとともに、アメリカ中を旅し、さまざまな実践経験を得る。
1996年、ヨガを教え始める。2001年、当時高い評価を得ていたオームヨガセンター(ニューヨーク)で指導を始める。その後、2004年から惜しまれながらオームヨガセンターが閉鎖した2012年まで、指導者養成プログラムの講師メンバーの一員を務める。養成プログラムではプログラム全体にメイン講師、もしくは共同講師として携わり、数十の講座を教える。中でも彼が担当していた講座のひとつである「初心者の教え方」は、生徒より高い評価と人気を誇る。
2012年、オームヨガセンターで同じくシニア講師として活躍していたヨガ解剖学のジョー・ミラーやエドワード・ジョーンズといった他講師たちとNow Yoga(ニューヨーク)を立ち上げ、2013年よりNow Yoga独自の養成プログラムの指導を開始する。世界で一番のヨガスタジオ激戦区といわれるニューヨークシティでNow Yogaは多くの生徒から支持され、2018年秋、いよいよマンハッタンに待望の新スタジオをオープンすることが決定する。
同2013年、初めて日本に指導のため訪れる。以降、年に2度日本に訪れ、主にTOKYOYOGA、Under the lightヨガスクール(東京)やあづみのヨガスタジオポコ☆スタ(長野)の他、大阪、京都など様々な場所で指導を続ける。2014~2015年には東京エリア最大のヨガ&ライフスタイルイベント「ORGANIC LIFE TOKYO」にてヴィンヤサヨガのクラスを担当する。
現在はニューヨークで自身のスタジオや養成プログラム、多くのプライベートクライアントにヨガを指導する傍ら、日本でも養成プログラム(あづみのヨガスタジオポコ☆スタ)のメイン講師を務める。彼自身がカリキュラムから作り上げ、さらにディレクターを担う全米ヨガアライアンスRYT200認定「Infinite Groundヨガ指導者養成プログラム」は常に進化し、国内でも有数のプログラムへと成長し続けている。

NOW YOGA主催(NYC, USA)
E-RYT500
ヨガアライアンス継続教育プロバイダー

Frank Mauro was casually introduced to yoga asana as a young child through his father. Although there were countless practice sessions in this time period, they served more as a platform to bond with his father than any individual exploration.
It wasn’t until 1990 that Frank fully committed himself to the practice of yoga and meditation.
As a native of New York City, he took advantage of spending years studying with NYC’s most skilled teachers, as well as studying with visiting teachers and traveling through out the U.S. to expand his practice experience.
Frank began teaching asana in 1996, and in 2001 began teaching at New Yorks esteemed Om Yoga Center. He was a member of the Om Yoga teacher-training faculty from 2004 until the studios closing in 2012. During this time Frank had led, and co-taught dozens of teacher trainings through Om Yoga and became the main teacher for the “How to Teach Basics” portion of the teacher trainings.
In 2012 he co-founded Now Yoga in New York City, which has had its own teacher-training program since 2013.
It was also in 2013 that Frank visited and taught in Japan for the first time. Since then, he returns to Japan two times every year to teach in various locations, mostly Azumino, Nagano and Tokyo.
Although living in NYC, Frank is an active member of the Pocoyoga teaching staff in Azumino, Nagano. He founded and directs the Infinite Ground TT program, which is always expanding and developing.
Written July 6, 2018

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